正直、もったいない感じ
作画も音楽もいい。 ゲストの矢島晶子・森川智之の芝居も流石。ギャグも相変わらず冴えてるし、 クライマックスも特別編たる劇場版ならではのカタルシスを感じさせる盛り上げ方になってる。ただ、今回の売り文句の一つである魔界の描写は……。 まず、正直ストーリー的に、魔界に入る必然性が薄い。 これまで長く続いてきた原作とTVシリーズに流れていた「魔界ってどんなところなんだろう」感を壊してまで実際に魔界を描く必要があったとは思えない。 また、どうせ魔界に行くなら既に魔界に帰った魔物をチラとでも登場させてみる等のファンサービスがあってもいいだろう。 と云うか、せっかく魔界に来ているのにガッシュがそういった友人のことを全く気にしていないのも私には非常に不自然にみえた。 もちろん個人的な感想だが、この映画、魔界に行ってなければもっと素直に楽しめたのになぁと非常に残念な感覚が残る。 と、DVD商品としてはまあ普通のデキ。 チャプターの案内は正直不親切な気がするが予告編のバージョン違いコンプはDVDらしいサービス。 値段は……高いわな、やっぱ。
金色のガッシュベル
TVのオリジナルストーリー(魔境編)があまりにも酷すぎたので不安だったのですが、映画は作画、シナリオ共に素晴らしい。シナリオ、作画監督などテレビ版でメインとなっているスタッフとは異なっている為、少し印象が違うのだが、こちらの方が好み。時々30分の間だけでも画風が変わってしまうテレビ版よりもきちっと作られている。 ただ特典ディスクは予告が殆どで、他に一部劇場で公開されたチチもげ祭りバージョンがほんのちょこっと(曲なんて十数秒くらいでは?)入っているのみ。アニメDVDは小さい子供なら親が買い与える場合も多いだろうが、ガッシュを見る層は小学生高学年もおり、マニア向け特典がない以上、そういう子供達がお小遣いを貯めて買える値段設定をするべきだと思う。これはTV版DVDにも言える事だが。
おなじみのギャグも満載、楽しめるないようです
少年サンデーやアニメでも大人気「金色のガッシュベル」がついに映画化! 金色のガッシュベルとは 魔界から人間界へ送られてきた100人の「魔物」がお互いに争い合い、 最後に残った者が「魔界の王」になるというストーリー。 その魔物はそれぞれ不思議な本を持っていて、選ばれた人間がその本を読むことによって魔物の本来の力を引き出すという。 戦いに負ければ本は燃え、魔物は魔界へ帰り、永遠に人間界に来れなくなってしまう。 戦いを受け入れる者が居れば当無理矢理に戦わされている者も居る。 そこで立ち上がった1人が記憶をなくしながら頑張る主人公「ガッシュベル」 二度とこのような苦しい無残な戦いが起こらないよう 「必ず優しい王様になってみせる!」という目標を持ち立ち向かっていく。 そんな中で起こる一場面。 夏休み、ガッシュたちはみんなで富士山へピクニックに出かける。 そこで予言が浮かび上がる白い魔本を持つ少女・コトハと出会う。 ガッシュがのぞき込むと、本には「森の洞窟でガッシュの母上が待っている」というお告げが! ところが、洞窟の奥はなんと魔界の入口で、 2人の前には謎の魔界最強の戦士・黒騎士が・・・! というお話です。 金色のガッシュベルは何よりもギャグが満載で思わず笑ってしまいます^^ ボケ&突っ込みが最高で、映画を一度見た人でも楽しめる内容です。 特に、戦いのシーンがかっこよくて思わず呪文を叫んでしまいそうなほど。 初めて見る人でも楽しめる内容ですよ^^
小学館
劇場版 金色のガッシュベル!! メカバルカンの来襲 [DVD] 金色のガッシュベル!! 2 [DVD] 金色のガッシュベル!! 3 [DVD] 金色のガッシュベル!! 1 [DVD] 金色のガッシュベル!! 4 [DVD]
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