「文芸春秋」にみる昭和史〈第1巻〉
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 275293 位
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参考価格: | ¥ 2,850 (消費税込)
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一級の歴史的資料。ただ文庫の方が使い勝手がよいかも
文藝春秋自ら編集した本を「好読物」と紹介する自信は大したものだが、確かに「好読物」である。というよりもすでに「好読物」の域ではなく、ほとんど歴史の生の証言として、これ自体が一級の資料となっている。1巻は昭和元年から昭和15年までの諸掲載文46編を収めているが、目につくのは満州に関する記述の多さと、世界における日本といった問題意識の高さだろう。重要な人物、タイトルを挙げれば、河本大作の告白文、中野正剛、森恪、神川彦松らの「満蒙と我が特殊権益座談会」、大川周明、井上日召、大山郁夫、荒木貞夫、松岡洋右、滝川幸辰、鈴木東民、近衛文麿、山本五十六、小林一三、真崎甚三郎、宇垣一成、三木清、安部真之助、佐藤賢了、平賀粛学への諸氏の意見、西田幾多郎、大島浩、板垣征四郎などだろうか。当たり前な話だが、登場する人物はすべて歴史上の人物である。 昭和史に興味がある人なら、必ずや納得する1冊のはず。ただしこの大きさだけは、どうにかならないものだろうか。一部割愛があるとはいえ、同書の文庫版の方が使い勝手はよいかもしれない。
文藝春秋
日露戦争の世紀―連鎖視点から見る日本と世界 (岩波新書 新赤版 (958)) 世界史のなかの満洲帝国 (PHP新書) 昭和天皇独白録 (文春文庫) 東京の戦争 (ちくま文庫)
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